スペインの医療事情と海外旅行保険

スペイン留学中、何事もなく過ごせることにこしたことはありませんが、体調を崩したりケガをしてしまうことも十分にあり得ます。
今回は、留学中の万が一に備えて、スペインの医療事情と海外旅行保険についてご案内します。

「公立病院」と「民間病院」

スペインの医療は高水準です。EU保険証を持参して他国から来院する患者もいます。そして、スペインには公的医療保険が利用可能な公立病院と、保険が効かない自由診療の民間病院があります。
スペイン国民は一般的に公立病院を受診しますが、自治体によってサービスにばらつきがあります。
公立病院の治療費は基本的に無料ですが、手続が非常に面倒で時間がかかる、医師を選べないなど、多くの問題を抱えています。
尚、外国人も自治体によっては一部無料になるようですが、期待せずに必ず海外旅行保険に加入しましょう。

一方、民間病院の規模は、小さな個人病院から公立病院に匹敵する大病院まで様々です。民間病院の費用は診療、薬ともに患者が全額負担です。そのため、民間の保険に加入して民間病院を利用する人が増加しています。

高額な医療費

民間病院で全額自己負担の場合、多額な医療費がかかります。一例をご案内します。
(マドリードの場合。また、為替レートによって変動するため目安としてご確認下さい。)
1. 救急車:約13,000円〜(距離によって加算)
2. 初診料:約12,000円
3. 個室入院代:1日約34,000円
4. 盲腸手術:約1,000,000円(1週間程度の入院費を含む)
5. 骨折時の治療:約50,000円

 

海外旅行保険の重要性

上記のように骨折で数日入院しただけでも10万円以上の負担となります。
大きな病気やケガの場合、そしてご家族が日本から駆けつけるとなると、数百万円以上、1000万円近くかかる場合もあります。
海外旅行保険に加入することにより、これら全額、または大半の費用を保険会社が負担してくれます。
尚、3ヶ月を超える留学の場合、学生ビザが必要となり、同時に海外旅行保険の加入が義務付けられます。
一方、数週間程度の留学ではクレジットカード付帯の保険で渡航する人もいますが、事前に保険内容を確認しておきましょう。

 

救急車の利用

スペインで救急車を呼ぶ時は112番へ連絡します。日本と同じく消防と共用のため救急であることを伝えましょう。日本語は通じないとお考え頂く必要がありますが、英語なら通じる場合もございます。
一方、当留学センター取扱いのAIU海外旅行保険をはじめ、多くの海外旅行保険には24時間日本語受付の電話番号があります。保険会社に連絡して指示を仰ぐことも可能です。万が一のため、常にその番号を携帯しておきましょう。

 

いかがでしたか?
スペイン滞在中の病気やケガは莫大な負担になる場合があります。ビザ不要の人も海外旅行保険に加入することを強くお薦めします。