スペインの交通事情(マドリード編)

スペインの交通事情第2回、今回はスペインの首都マドリード。
留学先で沢山のことを経験できるように交通機関について理解を深めましょう。

空港からのマドリード市街地までのアクセス

マドリードの空の玄関口はアドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港(通称:マドリード=バラハス空港)と呼ばれ、マドリード中心街から北東部に位置しています。
空港からマドリード市街地までの距離はおよそ15キロ、アクセスは地下鉄・電車・バス・タクシーと選択肢が豊富です。
メトロと国鉄(レンフェ)は、ほぼ同じ時間で空港と市街地間を結びます。
運行時間が気になるかたは24時間運行のバス(エクスプレス・アエロプルト)もあり、料金も5ユーロと比較的安くおすすめです。

メトロ

地下鉄は"METRO"または"M"と表示されており、路線ごとに色分けされているため分かりにくいと感じることはありません。
料金はAゾーン(空港含む市街地エリア)内であれば1.50ユーロ、バスと共通の回数券も販売されています。

 

国鉄(レンフェ)

マドリード州内を移動するにはスペイン国営鉄道(レンフェ)が便利です。
レンフェは州内を9つの路線が走っており、全ての路線がアトーチャ(Atocha)駅を起点としています。
エル・エスコリアル、アランフエスといった近郊都市に移動する際はレンフェを活用しましょう。

 

バス

マドリードではマドリード市交通公社(EMT)が運営するバスが走っているため、市街地を移動する際に便利です。
市街地をほぼ網羅していますが、場所によってはメトロの方が移動に時間が掛からない場合があるため注意が必要です。

 

タクシー

マドリードのタクシーは白い車体で、フロントドアに赤い斜線が入り、マドリード市の紋章がデザインされています。
料金は初乗り料金が2.40ユーロで日本でタクシーに乗る感覚と似ています。
また、加算されていく追加料金は走っているエリアによって違います。

※Aゾーン(マドリード市内)は1.05ユーロ

※Bゾーン(マドリード市郊外)は1.2ユーロ

 

いかがでしたか?
留学でマドリードを訪れる際は、家と語学学校の往復にならないように、豊富な公共交通機関を活用して自分の知見をどんどん増やしていきましょう。